2015年03月25日
「人生を凌駕する映画」
2014年11月19日
伊参スタジオ映画祭と最近の映画から
11月16日は、県北中之条町の伊参スタジオ映画祭に行ってきた。今日のメインはシナリオ大賞の発表と授賞式。それに昨年の大賞が映画になって帰ってくる。今年の大賞は二人とも女性。ひとりは大阪の17歳。来年映画に仕上げてきてくれるのが大いに楽しみです。まだシナリオは読んでないけど、大変な新人が出てきたものだ。もっとも全員が新人だけど。なんか随分堂々としていた高校生でした。俺にとってみれば、野球のドラフト1位より評価は高い。
去年の中編のシナリオ大賞が映画になって上映された・谷口未央監督の老人問題を細かに描いた『彦とベガ』もかなり見ごたえがあった。
認知症になり心が少女に戻った女性を描いていました。舞台挨拶の谷口監督もなかなか大したものだ。主演の川津祐介さんも監督を褒めていた。細かなところで、監督と川津さんの意見の違いはあったようです。そんな内輪話をした川津さんに、原知佐子さんは「あなたそんなことまで考えていたの、わたしは何にも考えていなかったわよ」なんて云ってたのも面白かった。
この作品は全国のいろんなところで上映されると思うけど、機会がありましたら見てください。
谷口監督のツイッターはこちらです。
https://twitter.com/mio_taniguchi
シナリオ大賞授賞式に少し遅れた。最初に挨拶をした人は誰かなと思っていた。あとでスタッフの人に聞いたら、副町長さんだという。「では今度立候補する人ですか」と聞くと「いろいろお騒がせしてすみません」と言っていた。町が大変な事態の中での開催で余分な苦労もあったと思われます。
伊参スタジオ映画祭がこれからも長く続き、いい監督やシナリオライターがたくさん育ちますように願っています。
このあとイオンシネマ高崎で吉田大八監督の『紙の月』という新作映画を見たのですが、映画はいい映画だったけど、登場人物には共感できなかった。ホームページでいろいろ調べてみると、オレはまだ作った人の意図をわかっていないのかなと思う。
小林聡美は恐かった。やっと名前と顔を覚えたら、AKBをやめてしまった大島優子さんが好演していた。
2014年11月12日
毎年見に行く伊参スタジオ映画祭
今年も行きたいけれど、少し早くなったので、お天気によっては難しいかな。
伊参スタジオ映画祭の原点というべき映画、初日15日最終上映5時40分、篠原哲雄監督の名作『月とキャベツ』です。沼田出身の馮啓考さんがメイクで参加していました。16日の午後は映画作家の登龍門シナリオ大賞発表と昨年の大賞が初上映されます。いざ中之条へ。
帰りはやはり、四万温泉かな。
http://www8.wind.ne.jp/isama-cinema/
2014年10月30日
演劇『父と暮らせば』
2014年10月21日
最近の映画から
2014年10月14日
最近の映画から
久しぶりにシネマテークたかさきに行った。ポル・ポト政権下の大虐殺を描いたドキュメンタリー『消えた画クメール.ルージュの真実』凄い映画だ。まだ35年前のこと。800万人の人口のうち推定300万人の人が殺された。この映画では、虐殺された人々が眠るところの土で創った人形と埋もれていたものを見つけだした映像で構成されている。今世界ではそういう国がたくさんあるらしい。同じ民族が殺し合っているという。日本はなんと平和なんでしょう。
2014年08月19日
最近の映画から
2014年07月20日
最近の映画から親子の作品
2014年06月29日
四十九日のレシピ
2014年05月01日
珍しい傑作林業映画
2014年04月24日
最近みた映画のこと
2014年04月14日
最近の映画から
2014年04月06日
2014年03月26日
最近みた映画の中から
2014年03月25日
高崎映画祭始まる
高崎映画祭は28回目です。
最近ではわたしが必ず参加する県内の三大行事の一つです。
ちなみに他の催しは、伊参スタジオ映画祭、大田大学ジャズフェスティバルです。どれも素晴らしい催しです。
あと何年いけるかわかりませんが、出来る限り続けて参加しようと思っています。
映画祭は初日に『凶悪』と『ももいろそらを』の二本見てきたのですが、どちらもいい作品でした。
『凶悪』は怖かったです。事実をもとにした作品で、新潮45のスクープ記事からのノンフィクションが元になっているようです。家庭を犠牲にしてまでして、凶悪犯を追いつめたジャーナリストの目線で描いた作品で、これは凄いです。怖かったです。
『ももいろそらを』は新人の小林啓一監督のデビュー作です。女子高校生3人のお話です。上映後舞台あいさつがありました。小林監督と主演の大木実さんのお孫さん池田愛さんが登場しました。その大木実もみんな知らなくなりましたが。
素晴らしいとか、特に感動したとか思わなかったのですが、なんか心に残る作品でした。不思議な魅力がありまます。
高齢者が女子高校生の話を面白くみられたのです。
2作品ともDVDになって4月までには発売されますので、興味のある方はレンタルしてみてください。
そのほかの高崎映画祭の上映、ぜひ会場まで足を運んでみましょう。テレビの画面とは違った感動が得られるはずです。
わたしが見た会場もけしてお客さんは多くは無かったです。ぜひ出かけてみてください。
とにかく1200円という入場料の安さ、さらにシニアは1000円です。
インターネットの普及で、授賞式のチケットがなかなか手に入りませんが、今回もインターネット中継がありました。Ustream 高崎映画祭というところで見られました。福山雅治のコメントは自信に満ち溢れ、お客さんを自分の雰囲気にすぐに巻き込んでしまいます。やっぱりスーパースターです。
写真はパンフと記念に買ってきた100円のバッジです。
行く途中、浅間山がきれいに見えたので写真に収めました。
2014年03月02日
映画『燦燦-さんさん-』は見ておきたい
かたしな映画会でも取り上げるといいと思います。その時は昼の上映が必要です。
外山監督は、わたしが毎年通っている、中之条の伊参スタジオ映画祭で大賞をとったことがあります。
一口でいうと、老人婚活映画?かな。吉行和子は最近売れに売れている。
2014年02月25日
山田太一は80歳
特に『ふぞろいの林檎たち』は思い出がある。中井貴一がやっていたのは、仲手川君。その役名までまだ覚えている。
青春群像劇の傑作です。主題歌『愛しのエリー』も重要な役割をしていた。
数年前に連続もので、『ありふれた奇跡』(仲間由紀恵と加瀬亮主演)もよかった。特に二人の親が面白かった。風間杜夫と岸部一徳が女装するシーンまであった。あれは傑作だった。
山田太一のドラマはセリフ回しが独特で、リズムがある。
番組で山田太一は、役者に「セリフだけはしっかり云ってほしい」と言っていた。
また地人会に書いた戯曲も沼田演劇をみる会で上演されているので何本も見た。
その山田太一は80歳になったらしい。
最近自伝的エッセイ『月日の残像』(新潮社刊)の宣伝で大沢悠里や宮崎美子のインタビューを長時間受けていた。
この話を聞けばどうしても買わないわけにはいかない。
そしてこの間はテレビドラマ、東日本大震災の庶民のその後を描いた『時は立ち止まらない』を見せてくれた。
余談だけれど、近くの奥さんは、山田太一の直筆の手紙を持っている。
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2014年02月24日
大森監督のぼっちゃん
この日しかないと思い、大森立嗣監督の『ぼっちゃん』を佐久まで見に行ってきた。
大人のいじめ、差別が哀しい。子供の時からのいじめと差別がネット社会に逃避する。そして屈折した心が爆発する。
派遣社員として働く3人の青年の友情とは?。
http://www.botchan-movie.com/
秋葉原の事件を少し調べてみた。成長期の母親の影響を強く受けているらしい。やっぱり親か?。
2014年02月15日
映画の話を一時間
これは楽しかった。かなり作品が深まった。
法然の教え、貧困、庶民の生活、それに競輪が加わってこの物語が成り立っている。
「はずれることを怖がるな、あれこれ迷っちゃいけない」「煩悩は断ち切ることが出来ない、汚い心のまま阿弥陀様におすがりしろ」
など名言が飛び出す。
いやー、映画は本当に素晴らしい。子供の時から映画好きだけは一貫している。
2014年02月10日
挫折と再生『競輪上人行状記』
渡辺美佐子の競輪狂いの美女は凄まじかった。
犬寺の奥さん役の南田洋子は艶めかしい。
30年代の日活作品。
現代でもこんなキャラクターの予想屋さんが行けば売れること間違いなし。
ネットでいろいろ調べると、「挫折と再生の映画」とあった。この動画は最後の方のシーンだけど、ここまでの展開が凄い。